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物質からの回折と結像(4) [学習]

第7章 結晶の記述
7.1 結晶における原子配列
7.2 結晶構造
7.3 方向と面
7.4 ステレオ投影
7.5 逆格子

まとめ
・格子点:周囲の環境が同一であり並進対称操作で限りなく再現される点
・結晶構造=格子+基本構造
・七つの結晶系、14個のブラベー格子
・面と方向、ミラー指数による表記
・ステレオ投影
・逆格子とその性質

結晶の基本です。ステレオ投影は、自分は今のところ使用しないので読み流しました。
使用したことがないものは、読んでも頭に残らないので・・・

物質からの回折と結像(3) [学習]

6章 原子の集まりからの回折

6.1 2原子分子からの回折
6.2 3原子分子からの回折
6.3 多原子分子からの回折:デバイの式
6.4 アモルファスからの回折

まとめ
・原子間位置の相関
・ランダムに動く分子からの散乱強度の時間平均:デバイの式
・分子からの散乱強度:分子の干渉関数と原子からの散乱強度との積で実現
・アモルファスからの散乱:平均構造の定量化→密度関数でアモルファスの干渉関数を実現
・S(q):アモルファスの構造因子(干渉関数

朝は子供も寝ているので集中しやすいです。


物質からの回折と結像―透過電子顕微鏡法の基礎


物質からの回折と結像(2) [学習]

次は第五章。
この本は式を丁寧に書いてくれているので、化学科出身の自分でも理解しやすいです。

第5章 原子からの散乱
5.1 散乱ベクトル
5.2 自由な電子からのX線の散乱
5.3 単原子からのX線の散乱
5.4 非干渉性散乱
5.5 原子の電子状態の変化を伴った散乱
5.6 電子線の散乱

まとめ
・散乱ベクトル q=k-k0
・自由な電子によるX線の散乱:トムソン散乱(干渉性)とコンプトン散乱(非干渉)
・X線の原子散乱因子fx:原子内の電子からのフラウンホーファ回折による散乱波の振幅の分布(電子分布のフーリエ変換)
・吸収端近傍における挙動:異常散乱(共鳴散乱)
・電子線に対する散乱振幅:f∝1/q^2(Z-fx):(第一ボルン近似の範囲で)ポテンシャルのフーリエ変換。原子の電子線に対する散乱振幅はX線に対する散乱振幅の約10^4倍。

物質からの回折と結像(1) [学習]

「物質の対称性と群論」と同じ著者が書かれた「物質からの回折と結像」も昨年購入してからほとんど読んでいなかったので、これも読み進めることにしました。
とりあえずX線回折に関連するところから。

3章 X線の発生と集光円
3.1 X線の発生
3.2 X線の吸収
3.3 X線の検出
3.4 集光円と基本的な光学系

この章のまとめ
・X線の発生の原理とX線管球の基本的な構造
・連続X線と特性X線、吸収端、線吸収係数と質量吸収係数
・X線検出器の原理:比例計数管とシンチレーションカウンタ
・集光円
・ジーマン-ボーリン擬集光配置とブラッグ-ブレンターノ擬集光配置



物質からの回折と結像―透過電子顕微鏡法の基礎

物質からの回折と結像―透過電子顕微鏡法の基礎

  • 作者: 今野 豊彦
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本



物質の対称性と群論(3) [学習]

この章あたりから徐々に複雑になってきました。普段は、結構あやふやな理解で空間群を使っていることを実感です。テキスト中の面倒そうな問題は、飛ばしながら読み進めています。

第3章 空間群
3.1 並進操作を伴う対称操作:ノンシンモルフィック操作
3.2 2次元空間群
3.3 3次元空間群
3.4 International Tables for Crystallography
3.5 回折現象と対称操作
3.6 実在の物質の構造の例

まとめ
・ノンシンモルフィック操作:らせん操作とグライド操作
・空間群:格子(並進対称操作)と点群(点対称操作)の組み合わせによって生まれる一連の対称要素の閉じた集合。シンモルフィックな空間群とノンシンモルフィック空間群
・17種類の2次元空間群、230種類の3次元空間群
・International Tablesの見方。
・回折と対称操作:消滅則




物質の対称性と群論(2) [学習]

このへんまでは、以前読んだので比較的早く読み進められます。

第2章 点群
2.1 点群の図示:ステレオ投影
2.2 点対称操作の表記
2.3 点群
   対称要素上にない点を一般点
   等価な極点の数を多重度
   鏡映面や回転軸など、対称要素上にある極点は特殊点
2.4 結晶に存在する32種類の点群の導出
2.5 各点群の極点と対称要素のステレオ図
2.6 シェーンフリース表記
2.7 32種類の点群の特徴といくつかの分類法
32の点群は11のグループに分類することが出来る。
   11のグループのことをLaue classと呼ぶ。

まとめ
 ・点対称操作:ある1点の周りの施される対称操作。その1点だけがこれらの操作に対して不変である。回転操作、鏡映操作、反転操作、回反操作がある。
・ステレオ投影図
・点群:点対称操作(要素)の閉じた集合。並進対称性と両立する点群は32種類存在する。並進対称性を要求しなければ、点群は無数に存在する(分子の場合など)
・一般点、特殊点、多重度、生成要素
・国際表示とシェーンフリース表示。後者では回反操作の変わりに回映操作が用いられる。



物質の対称性と群論


物質の対称性と群論(1) [学習]

かなり前に購入しておきながら、ほとんど読んでいなかった
「物質の対称性と群論」を読むことにしました。
最後まで読めるように、読んだところまでを日記がてら記録していきます。
出来るだけ毎日1ページでも読み進めたいと思います。
この本は読みやすく、問題にも解答がついているので独学でも学べます。


序文〜1章まで(〜P19)

今日のまとめ
・結晶構造=格子+基本構造
・格子点:周囲の環境が同一である点。
・対称操作:物体に対してある操作を行った後でも、物体が不変であるとき、そのような操作を対称操作と呼ぶ。並進対称操作と点対称操作に分けられる。一章では、後者に属するものとして、回転操作、鏡映操作、反転操作に触れた。
・5種類の2次元格子
・14種類の3次元格子(ブラベー格子)
・7種類の結晶系(回転軸の種類と数によって分けられる。)




物質の対称性と群論

物質の対称性と群論

  • 作者: 今野 豊彦
  • 出版社/メーカー: 共立出版
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本



最強の英文法(iPhoneアプリ) [学習]

通勤時間にやっていた英語文法のiPhoneアプリが一つ終了しました。85円と安くオススメです。ただ解答に和訳がないのが残念でした。
アプリ名は大げさかな(笑)

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聞き取り王国 [学習]

通勤時間にiPhoneで英語の勉強してます。
今はまっているのは、iPhoneアプリの聞き取り王国。
そんなに難しい会話ではないので、さくさく進められます。
学習が進むと、王国が発展していくので、みていて面白いですよ。

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